番組審議会

<第678回審議会概要>
■開催日時 平成31年4月10日(水)
■場所 RSK山陽放送本社会議室
■議事の概要 紙上参加を含む8人の委員が出席して開かれ、引き続き谷一委員が委員長に、新たに黒住委員が副委員長に選出された。
まず、局よりテレビ・ラジオの4月番組改編と、昨年10月から今年3月までのテレビ放送の番組種別についての報告が行われた。
番組批評は、RSK山陽放送の自社制作番組について行われ、

テレビでは、
▽新番組「ごじまる」は国司アナウンサーの起用により、安定感が増した。時間帯の変更も次のニュースへの流れとして成功ではないか。番組冒頭の当日放送項目の表示は効果的でよい。「がいせん桜」の中継リポートは秀逸だったが、地域とともに歩む局の姿勢が良く表れていて、番組をより身近に感じさせる。
▽「RSK地域スペシャル メッセージ」は、災害報道やハンセン病関連などの地域の問題提起を含め、ストーリー性のある質の高い番組だ。今後もその姿勢で継続していってほしい。
▽「RSKイブニングニュース」は、高齢者の交通事故の生々しい証言を取材放送する等、社会問題をしっかり考える機会も提供していた。エリアのニュース、話題などを多面的に捉える視点が良い。
▽「VOICE愛」は宮武・千神アナウンサーはいいコンビで、食に関する個性的で楽しい特集が視聴者をひきつけている。 ▽「SUNDAYスマイルGOLF」、「ユタンポ」は、若手アナウンサーの起用により、今後のローカルスポーツの後押しにも期待する。

ラジオでは、
▽「朝耳らじお」は米澤アナウンサーが石田アナウンサーの後を受けて起用されたが、子育て世代のベテランとして期待できる。これまでのハンセン病取材の経験をラジオにも生かしていってほしい。
▽「せとうち企業セレクション」は地元企業のトップに、日頃の報道ではうかがい知れない企業や個人の側面を浮き彫りにするすぐれた番組であり、今後も継続していってほしい。
▽地域の歴史や文化を題材にしたラジオドラマなどにも積極的に取り組んでいってほしい。

などの意見があった。