6月21日(水)午後7:00~7:56
産科医が足りない!~その背景には意外な・・・~
「現実を知ってびっくりした!お産は身近な場所でできるものだと・・・」
と備前市の妊婦は言う。岡山県医療推進課によると1996年に76箇所あった県内の分娩施設が2014年には39箇所にまで減少。備前市のほか高梁市、美作市などで分娩を扱う産婦人科は消滅している。その原因が産科医不足だ。
背景には意外な現象があった・・・。
突発的な分娩、しかしかかりつけ医院は遠い・・・そんな現実を受け止め、自治体などでは新たな取り組みも始まっている。
高梁市は2015年から急な分娩においての救急車の活用に踏み切った。
水島では総合病院の分娩取りやめをきっかけに、新たな助産院が立ち上がった。
お産難民にさせない・・・医療関係者の取り組みや苦悩、そして希望。
新たな生命の誕生にかける人たちを取材した。
写真= これまで2万人をとり上げた産科医・山崎史行さん(65)
出産直後の乳児