フランスは地震が無い国と思われているが、先日東部のドイツ国境の町ストラスブルグで、震度3.5の地震であった。パリのある一帯は隆起した山岳から河川で運ばれた砂地の固まったもので、地震が無いと言われるのだが、南仏や東南部のアルプス山脈に連なる一帯では、矢張り時々地震も起こっている。昔から耐震を考えて居ない、石を積み上げただけで済んでいたパリの建物は、近年の耐震構造を考えて設計して作られる日本の建物の方式とは違うので、恐い話である。
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