ブロメ通り50番地
【近況】
●2016年5月11日~17日
岡山天満屋本店美術画廊
「裸婦」と「巴里」赤木曠児郎展
(日本)
●2016年6月3日~9月19日
ロワール河ビランドリー城
「アカギ版画パリ百景」展(フランス)
≪書籍・作品集≫
●『アカギのパリ画集 Ⅴ
素描原画五の巻』
マリア書房(京都)18,000円(税込み)
208ページ 画集
ISBN-978-4-89511-231-4
●『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
●「私のファッション屋時代」
新書版(展覧会場にて受注)
[日本語版]
講談社第一出版センター制作2002年
[フランス語版]
パリ・ボークレール出版制作2010年
2016年5月10日
「カボチャや、西瓜のように」
パリジャンの日常食品の買い出しは、固定のお店屋さんでもするが、週2日巡回して開かれる移動の露店マーケット市で、新鮮なものを買う方を、好む家庭も多い。問屋の入る固定店舗で買うより割安とも思われている。決められた大通りや、高架線下のガードで、午前中だけ開かれるその光景は、パリジャンの買い物風景で活気があって珍しく、ツーリストにも人気で集まり、人混みで一杯、カートを引いての買い出しだから引っ掛かり、見るだけは邪魔と家内などは言う。
パリ市もドンドン拡張して、周りの市町村もふくめて大パリ圏となり、交通網も拡張整備されている。2~3年行かないと、駅構内通路や、バスステーションの位置でも、迷い子になるくらい変わっている。先日はパリの北隣のサンドニ市に2002年頃から新団地が完成、8万から10万人市人口が増え、そこの露店マーケット市がパリ圏最大で話題になっていると、視察に招かれた。パリ地下鉄は均一料金で全線終点まで行けるので、以前はパリ市を出ると割増追加料金のところもあったが、現在はそれもなくなり便利になっている。パリの有名な「蚤の市」も、昔は4号線の終点クリニアンクール駅から長道歩いたが、現在では延長された13号線で終点から5駅手前の、ガリバルディ駅で降りた方が近いと聞かされ、昔流の者には知らないことも多い。13号線の終点大学駅から、1駅手前の駅を出た所が市の中心で、新団地、教会建築にゴチック様式が発祥の、観光名所サンドニ大聖堂や市役所もあり、今では市内からすぐ行ける。将来パリのオリンピックが実現した場合、この周りが新スタジアム、選手村候補でもある。
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