パスツール研究所本館
【近況】
● 2013年9月25日~10月1日
三越日本橋本店美術画廊
「赤木曠児郎展」
● 2013年10月16日~20日
サロンドートンヌ展(パリ)
● 2013年12月4日~8日
ル・サロン展(パリ)
デッサン水彩協会展(パリ)
● 2013年12月12日~15日
SNBA展(パリ)出品
≪書籍・作品集≫
●『アカギのパリ画集 Ⅴ
素描原画五の巻』
マリア書房(京都)18,000円(税込み)
208ページ 画集
ISBN-978-4-89511-231-4
●『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
●「私のファッション屋時代」
新書版(展覧会場にて受注)
[日本語版]
講談社第一出版センター制作2002年
[フランス語版]
パリ・ボークレール出版制作2010年
2013年9月9日
「印象記」
9月に入って、また人波がパリに戻ってきた。7・8月の夏休みの間は、世界中からやってくる観光客の集まる場所は一杯だが、普通の街は、みんなシャッターを降ろして商店も休み、閑静で涼しく過ごし良いパリなのであった。人々が夏休みに求めるのは、太陽に当たりに行くのであって、紫外線を毛虫のように恐れ日射を避ける日本女性は、衣装なども「異常の群れ」としかフランス人の眼には見えない。さすがフランスでも以前のように、真っ黒に肌を焼いて競っていたのは減ったようだが、ここでは太陽が求められている。太陽の南仏に向け一番人の移動が集中する日は、ハイウエーが800キロの渋滞、つまり東京から岡山のあたりまでノロノロ運転、休み明けの日にはそのまた逆が繰り返され、民族大移動の日と警報が流されるくらい。何もそこまでと思うが、実際なのである。
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