シテ・ファルギエール 9番地、11番地
【近況】
● 2013年9月25日~10月1日
三越日本橋本店美術画廊
「赤木曠児郎展」
● 2013年10月30日~11月4日
サロンドートンヌ展(パリ)
● 2013年12月4日~8日
ル・サロン展(パリ)
デッサン水彩協会展(パリ)
● 2013年12月12日~15日
SNBA展(パリ)出品
≪書籍・作品集≫
●『アカギのパリ画集 Ⅴ
素描原画五の巻』
マリア書房(京都)18,000円(税込み)
208ページ 画集
ISBN-978-4-89511-231-4
●『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
●「私のファッション屋時代」
新書版(展覧会場にて受注)
[日本語版]
講談社第一出版センター制作2002年
[フランス語版]
パリ・ボークレール出版制作2010年
2013年8月11日
「失言?」
コムデギャルソンという、有名な若者ブランドを知っている人は多い。しかし今から10数年前、ナチスの収容所の囚人服をデザインに生かしたコレクションを発表して、ユダヤ系の人の多いファッション業界から、抹殺されてしまった。当時パリのファッション界の二本の柱のように輝いて注目されていた二人だったが、Ysのヨージヤマモトだけ残り、コムデギャルソンは細々と続き、今もまだ残っていたのと、最近少し名前をみることがある。フランスの政界に、ル・ペンという人が居てFN(国民戦線)という団体を組織、極右翼とされている。本人も年を取り、娘さんが後を継いでいるが、本当のことを言うから意外と支持者があって、小さくても政界地図でも消せない一角を占めている。しかし文化人やエリートクラスで、FN支持を言う人はいない。言えば即座に文化人の仲間、出版界から干され、レッテルを貼られて失業してしまう。ヒトラーの「わが闘争」が発禁書で、目にすることはない国である。毛虫のように嫌がられる、表面だけかも知れないが。
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