テラスから(東南)
【近況】
● 2013年4月10日~16日
在仏50周年記念「赤木曠児郎」展
岡山天満屋美術画廊
会期中会場に出席しています。
● 2013年4月16日~22日
札幌・白樺画廊「アカギ」展
≪書籍・作品集≫
●『アカギのパリ画集 Ⅴ
素描原画五の巻』
マリア書房(京都)18,000円(税込み)
208ページ 画集
ISBN-978-4-89511-231-4
●『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
●「私のファッション屋時代」
新書版(展覧会場にて受注)
[日本語版]
講談社第一出版センター制作2002年
[フランス語版]
パリ・ボークレール出版制作2010年
2013年4月5日
「イースターなのに寒い春」
異常に暖かいクリスマスシーズンだったが、春のシンボル、イースターになって異常な冷気の日々である。陽射しや木の芽は膨らむのだが、氷点下だったり、雪が降ったりする。復活祭の季節には、ヨーロッパの人々の家族旅行の習慣で、見学のためにパリを訪れる、独伊などの旅行者が増える。長い夏休みは、旅行のためではなくて休養なのだから、春の家族の知識を深める教養旅行とは、西欧人の生活には厳密に区別があるようである。それに加えて、近年は新興の中国人旅行者に溢れているパリである。現在年間60万人位の数だが、数年後には年間200万人と予想されている。バブルや景気の良かった20年前の日本人旅行者が、年間100万人を越すかなと予想されながら、その手前で弾けてしまって手が届かなかったのだが、そのレベルに中国人旅行者が近づいている。旅行者一人、約18万円位を買い物で落として行くそうで、パリの代表的百貨店ギャラリーラファイエットの現在の60%の売り上げが、中国人旅行者の買い物だそうである。かつては日本がそうだったのだから、中国の今の姿が浮かび上がる。
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