壺の並んだ静物
【近況】
2011年7月中旬
サンクト・ペテルスグルブの画廊にてフランス人版画家と二人展予定。
2011年7月28~30日
有楽町国際フォーラム「アートフェアー東京2011」埼玉画廊コーナー出品。
≪新刊≫
『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「私のファッション屋時代」
株式会社第一出版センター
(講談社)刊
残部僅少、本人個展会場でのみ頒布。フランス語版の、校正が終わったところです。近々Editions Vauclair社より、本になります。
2011年4月20日
「日本を仕事で巡って来た」
パリは、イースターバカンス休暇中で静か。気温が早くてスッカリもう初夏、これも異常である。
毎月10日頃の更新をしているが、3週間の旅行のため今回は少し遅れた。岡山、東京、川口、水戸、札幌と巡ってきたのである。前々から予定されていて、たまたまこの時期になった。
関西は平常で何事もないが、東京では会場が東北からの避難の人達をホールに入れるため、行事が延期となって、私は臨時に川口市での個展に予定変更、川口市長さんもオープニングパーティに、挨拶してくださった。関東でこれから茨城県水戸に個展で行くというと、異口同音に「大丈夫ですか?」「本気ですかと?」会うすべての人が心配してくださる。次の個展会場の水戸京成百貨店は、3・11震災で店を休んだが、3日目には一部オープン開始、3月23日以来全館営業である。さすがに展覧会という気分ではなくて、結局、震災後同百貨店の画廊を催し、第一号となって名誉なことと思っている。こんな状況ですが、開いていただけますかと、水戸とパリとの間でいろいろと電話で情報は入っていたので別に心配はなかった。東京の人々の過剰な反応の方に、逆に驚かされたのである。
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