オーベール通り
【近況】
2010年10月27日―11月2日
東京日本橋・三越本展画廊個展予定です。
≪新刊≫
『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「私のファッション屋時代」
株式会社第一出版センター
(講談社)刊
残部僅少、本人個展会場でのみ頒布。近々フランス語訳刊行予定。
2010年3月10日
「早春のパリ」
パリに旅行から帰ってきた。連日天気は恐ろしく澄んで晴れ渡っているのに、凄く寒い。毎日氷点下の朝で、一ヶ月前の、出発の頃より寒冷さに、驚いている。アフリカの喜望峰を一度は見たく、機会があって、南半球の真夏の地方で過ごし、もう暖かなパリだろうと期待して帰って来たのだから、異常気象が身に沁みる。南アフリカでは、この初夏のサッカーワールド大会の主催国なので、各都市に大きな銀色の競技場が新設工事され、ほぼ完成し、周りの道路など整備中であった。19世紀には文化都市のシンボルは、オペラ座を持つことだったが、まるで現代の都市の象徴、新大聖堂が出来上がったようなものである。
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