岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
コンコルド橋
コンコルド橋

【近況】

9月24日〜10月11日
   「マチュラン・メオとアカギ/西と東・二人の画家の出会い展」
パリ9区区役所ホール
パリ市主催



10月1日〜30日
   「パリ・ブルターニュ会館」同展第二部
(ブルターニュ地方にあるマチュラン・メオ美術館、94年昔日本に行き、日本を描いた作品を残した、あるフランス人作家の個人美術館との共催。日仏修好150周年行事)
ブルターニュ地方議会主催

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≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売
 
2008年7月13日

「日本を旅行してきたこと」

 私の所属するフランスの美術家団体「国民美術家協会」17名の一行に加わって、10日間日本を巡ってきた。フランス人の画家たちで、みんな日本に行くのは初めて。一度は行ってみたいと、夢と願望を持っていた人たちである。日本は現在、小泉前々首相の提案で、国際観光の振興、外国からの日本への観光客の受け入れを、国策として力を入れている真っ最中。そのうえ日本円の価値がどんどん下がって、逆にユーロの相場は上昇の一方なので、以前なら不可能であったが、割安感も生まれて、この機会にと実現できたのである。
 日本フランス修好150周年の年の会の行事に実現させたいと、会の名誉副会長という立場からも、何とかこの旅行団の実現にこぎつけることが出来た。本来ならば大原美術館創立の基礎となった会として、倉敷にも足を運んで見せたかったが、日本に在住のSNBA国民芸術家協会の会員のみなさんの連絡と協力によって、院展創立の地五浦の、岡倉天心記念美術館の茨城県の行事を中心に、有意義に国際交流を持つことができ、今月の原稿予定は少しおくれた。

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赤木曠児郎氏 略歴
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