【近況】
6月 5日〜24日
パリ市9区役所
パリを描く画家たち展 |
9月13日〜19日
大丸京都店美術画廊
個展 |
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≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「新書版・私のファッション屋時代」
900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売 |
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2006年6月10日 |
「初夏のパリ・2006」
初夏、近頃の新聞のページの半分は、一年後に迫ったフランス大統領選挙に、現職大統領がもう降りることは決まっていて、誰が立候補するかの記事で、埋まってしまっている。
日本関係の催しがあちこちで最近目白押し、これは少し日本の景気が戻って来ているのだろうかと、明るく思わせる。
近年パリにクラシック音楽の勉強にくる人数が目立ち、国立音楽学校は別格として、1924年からある有名な私立のパリ音楽学校でも、120名の教授で1200名の生徒が登録、内230名が日本人生徒。日本から奨学金もあったり、歴史建造物になっている内部の立派な校舎の補修に、日本のメセナが費用を出したり、コンクールのチャンスを狙って、美術界より盛んな様子である。
パリの日本大使館広報文化センターのサロンで、上方落語の桂小春団治さん独演会に招かれる。100名足らずの小人数しかサロンに入れないが、フランス人の客の方が多いのに驚く。つい一ヵ月前パリ日本文化会館ホールでも270名の会場で数回、落語芸術家協会の人達による海外公演だったが、こちらも外国人客が多く満席だった。
「外国では字幕を見て、それから落語家の方を見て笑うので、聞きながらすぐ笑いになる日本人客と、1テンポずれがあるので、どっちの顔見てやるか、この呼吸に慣れるまでズッコケました」
とは、小春団治さんの言。
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