【近況】
「アカギのパリ40年」展
8月2日(火)〜10日(水)
※8月8日(月)は休館
有料
京都府京都文化博物館5階ホール
パリの絵を単純に並べただけでなく、解説も読んで楽しめると、東京・岡山展でも好評だった作品です。
会場には赤木曠児郎さんもずっとつめていますので、皆様でおでかけください。 |
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≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「新書版・私のファッション屋時代」
900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売 |
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2005年5月30日 |
「日本と往復」
パリに岡山から戻って来る。
北国のヨーロッパの方が温度が高く、快晴。
飛行機から出ると、まだ5月なのに30℃を越す異常気温で、明らかに地球が狂っているのを感じる。
フランスにはフランスの暮らしがあり、人々が3週間前にここを発った時と同じように暮らしていて、それが新鮮でホッとする。
日本には日本の暮らしがあって、何事も変わりないように人々が暮らしていたし、パリの街路樹の陰のカッフェのテラスに座る人々や、10分毎に新幹線が正確に時速300キロ近く出して走り回っている国。両方に何の繋がりもなくて、それぞれが無関係な日々が営まれていて、国交がどうだとか、貿易収支、PNBがどうだったか、失業率、国債発行高がどうなっているのか、すべて無意味なように、人々が集まって生きていて、あーまた帰って来たと感動するのである。
岡山では6日間の私の展覧会だったが、地方都市ながら出身地とあって、5,300人を越す人が見に来て下さって、朝から晩まで昼食抜きでの対応。充分にフル、満杯の暮らしだった。
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