【近況】
今年の秋に、第四冊目のパリ画集を刊行しますので、その準備に目下掛りきりです。 |
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ご要望に応え再版、装い新たに「新書版・私のファッション屋時代」が出来ました。
900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売 |
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2003年4月28日 |
「黄金の季節」
日本もゴールデン・ウィークに入ったが、5月はフランスでもイースター(復活祭)の休日に続いてカソリックの宗教上行事での休日が多く、太陽がいっぱいになって日は長く、日没はもう午後九時の前後、軽装でウキウキとした好い季節なのである。
私も40年昔、この季節に初めてパリに入り、以来住みついてしまった訳だが、今年はあちこちで祝ってくれた。 もう長い友人であるフランス人夫妻と祝った食事の席での話。近々、たった1人しかいない娘に孫が出来る、と彼らも嬉しそう。どうも男の子らしい。
「ビジネス界で大きく活躍していて、君の娘さん、まだ結婚してなかったはずだけれど?」
「ウン、だからいいんだ。少なくとも俺たちの家族の名前をつけた子供が1人は確保できる。」
少子化時代はフランスでも変わらず。昔なら父無し子を産んだと大問題だが、今やこのカソリック信者でもこうなのかと感心した次第。 8月には、また別の知人の娘の結婚式に。地方で開くので今から招かれているが3月にはもう孫は誕生していて、「パパとママと私の3人で結婚式に待ってます、ぜひ出席してください。」と、誕生祝いの通知もかねた洒落た招待状も受け取ったばかりである。
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