「黄金の季節」
いい季節なので、今まで行った事のないパリ東部のベルシー地区の、昔の酒蔵倉庫を絵に描きに通っている。
トラックの陸上輸送が盛んになって不要になったが、昔はパリジャンの需要に応えるために、セーヌ河上流沿いの巨大な敷地が酒蔵貯蔵所にあてられていたのである。
それが閉鎖され再開発、スポーツセンター、公園、見本市展示場、住宅などになって、新しい地下鉄線もできた。
大きなプラタナスの木に囲まれ、中の、昔の酒蔵の建物を残したショッピングセンターの一角は、テラス、レストランが軒を連ね、車が入れないから理想的なテラスで、夏になると、テラスで食事やお茶の時間を日光浴をしながら過ごすのを一番楽しむヨーロッパ人には最高。
パリに新盛り場が誕生。旅行者にも人気なのである。
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