岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

共和国の像

【近況】

2002年7月3日〜7月9日
大阪大丸心斎橋店美術画廊個展予定


2002年7月3日(水)〜7月9日(火)
大阪・心斎橋、大丸デパート本店、南館8階の美術画廊で「赤木曠児郎展-パリ便り-」が開かれます。新版の「新書版私のファッション屋時代」もできあがり、会場でのみ出されます。会期中は私も会場にいますので、みなさんとお目に掛かれるのが楽しみです。
 

「国民議会議員選挙が終った」

 6月16日は、フランス国民議会議員の決戦投票だった。一週間前の第一次投票で、50%以上の得票がなければ当選とならず、ニ度目に上位ニ人の間で決戦投票が開かれる仕組みになっている。
  一票でも数が多ければ、すぐ当選と言うわけでもなく、あくまで過半数以上の人の合意得票を得なければならないところが、なかなか味があり共和主義の歴史と知恵に感心するのである。
  そして今回は、シラク大統領派の中道右翼政権が圧倒的な勝利で議会の過半数を収めることになった。心配された、フランス人中心主義、移民・外国人排斥主義の極右翼は10%くらいの得票はあるのだけれど、結局一人の議員当選者も出せず、フランス人の良識に、少しホッとした。

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赤木 曠児郎 (2002年6月20日)
赤木曠児郎氏 略歴
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