岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。 | |||||
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「パリのストライキは健在」 十月中旬、日本からパリに帰る機内で見たフランスのニュースは、前日にフランス公共交通手段ストライキのニュースだった。 空港に着いて、タクシーも行列、市内行きのバスもなかったらどうしようと不安だったが、何事もなくいつものように帰れた。帰ってみるとフランス中の国立美術館も、週35時間労働導入で労働時間短縮にともなう待遇改善を求めて、私たちの旅行中からストライキを始めていて、ルーブル美術館もベルサイユの城も何もかも閉められていたようだった。しかし、日本の海外ニュースはテロと爆撃ニュースで一杯で、毎朝新聞は見てはいてもそんなことは全然知らなかったのだ。 |
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赤木 曠児郎 (2001年11月5日) | |||||
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