「パリのストライキは健在」
三週間美術館ストは続いて、近頃ぼつぼつ解決、扉を明け再開を始める労組も出てきたが、パリを訪れた観光客こそいい面の皮、美術館が開いていなければ、昼間何処に行けというのだろうか。何しろルーブル美術館など、1日の入場者が5万人とか6万人になる日もあって、館長さんが「入り過ぎです」と悲鳴をあげる施設なのだ。ルーブル美術館だけで今回のストで43万人の観光客に被害がおよび、3億円以上の入場料がフイになったと計算されている。