倉敷美観地区「昔ながらの日本の味」が楽しめるお店で,一汁一菜の朝ごはんを堪能!
美観地区、倉敷市東町にやってきました。
皆さんおはようございます。今日も朝ご飯食べましたか?
今回は、体に優しく、心も体もポカポカっと温まる、そんな朝ご飯のお店を紹介します。
それがこちら、立派なのれんがあるんですが、『士水』というお店なんです。少し奥に入ってみますと、羽釜が見えるんですよ。
風情があるお店です。それではいってみましょう!
倉敷美観地区の本通りを東に抜けた先にあるこちらのお店、かつて酒屋さんだった建物をそのまま活用しているんです。
おはようございます。土間ですね。
もう日本の古き良き文化が詰まったような内装です。
田中さんです。
こちらのお店、どういったコンセプトでされてるんですか。
(田中 薫美さん)はい。もともと土間のある場所だったので、こちらに合うものをと思って、質素なものを手間暇かけて丁寧に提供することがコンセプトです。
(田中 薫美さん)なので、ご飯をあえて羽釜で炊いて、かつお節も削りたてを出しています。
店の中には、花ござや竹灯籠など、倉敷の雰囲気にマッチするものがたくさん散りばめられています。
喋っていたら、お腹が減ってきたので、朝ご飯をお願いしてもいいですか?
(田中 薫美さん)ご用意いたしますね。
昔ながらの日本の食を味わってほしいという思いが詰まった士水の朝ご飯、この光景が懐かしいなと思う人もいるのではないでしょうか。
(田中 薫美さん)お待たせいたしました。
うわ〜、素敵な朝ごはん。もう具沢山!お野菜たっぷりですね。
(田中 薫美さん)そうですね。いつも6種類から7種類ぐらいのお野菜をたっぷり入れて、飲んでいただいてます。
もう本当にしっかり栄養が取れそうな、体もポカポカと温まりそうですね。
一汁一菜な食事ですか?
(田中 薫美さん)そうですね、もうお野菜と穀物をしっかりとっていただく、日本人に合った食事だと思います。それをあえてたっぷりとってもらうようしてます。
注文を受けてから削るかつお節の香り、食欲がそそられます。
ご飯と一緒にいただきますね。すごく、かつお節のいい香りがしてるんですよ。
いただきます。
味がしっかりしてますね。
(田中 薫美さん)お魚の味っていう感じですよね。
かつお本来の旨みだったり、香りがふわっと口の中に広がってびっくりです。本当に、おかず!ご飯が進みますね。
(田中 薫美さん)そうなんですよ、これにまたお醤油を垂らすと、もっと進むので、これだけでも十分召し上がれますよね。
そして、日によって野菜が変わるというこちらのぬか漬けも自家製。
この日のおすすめは大根の葉でした。
うわっ!美味しい!
しっかり、ぬかの香りもするんですけど、ぬか漬け本来のいい香りもしつつ、野菜の水分がしっかりあって、みずみずしさがありますね。
(田中 薫美さん)大根の葉はシャキシャキしてるので、それが美味しいですね。
美味しい。ご飯が足りないかもしれないです(笑)。
夫婦二人三脚で営むアットホームな雰囲気も心が安らぐポイントの一つです。
(田中 薫美さん)こういうシンプルだけれども手間をかけた食事で温まってもらう。
皆さん、「温まりました」と言っていただけるのが、すごく嬉しいですね。
ぜひ皆さん、ここで温まってもらって、あとはしっかり休んでもらいたいですね。
(田中 薫美さん)お茶を最後まで飲んで、一息ついてお帰りになっていただくっていうのがいいなと思います。
皆さんも、昔ながらの町並みが残る倉敷美観地区で、昔ながらの朝ごはんを楽しんでみませんか。
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『士水』
場 所:岡山県倉敷市東町1−21
営業時間:7:00〜14:00
定休日:水曜日
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