番組審議会

<第729回審議会概要>

■開催日時
令和6年(2024年)5月8日(水) 14:00~15:30
■場所
RSK山陽放送 第1会議室
■議事の概要

紙上参加を含む9人の委員が出席。
RSK山陽放送の自社制作番組について番組批評が行われた。

テレビでは、中四国ブロックネット「ハイ校へ行こう!~廃校からのドリームランド~」
3月23日(土) 14:00~14:54 放送

▽全国で廃校が200校以上という現実に驚きを感じた。キャビアを商品化し、収益化するのは大変な作業だが、こういった取り組みが町おこしにつながってくれれば良いなと思った。
▽様々な廃校の利用が紹介されていたが、公的資金に頼っていない。やはり民間の発想が必要だと興味深く拝見した。
▽「廃れ行く町を何とかしたいという地元愛がいろんな活用を生み出している」とのまとめがあった。最後に廃校のままの小学校が出てきて「こうならないためにやってるんだな」とのパンサー尾形さんのコメントもうなづける。
▽過疎・高齢化の切実なテーマともいえる廃校を扱うにしては、ややカジュアルすぎる印象もあった。

などの意見があった。

ラジオでは、「キューン!MUSIC」
4月25日(木) 19:00~21:00 放送(冒頭1時間部分)

▽「若者向けの新しい曲をどんどんかける」という通り、知らないアーティストの知らない曲ばかりだったが、中高年がうるさいと感じるようなハードな曲は無く、心地よく聴くことができる選曲だった。
▽SNSでの事前告知もしており、街頭インタビューなどの演出は良かった。19:00~21:00という放送時間で、若者は聴くだろうか。Radiko向きのコンテンツかなと思った。
▽テレビ・ラジオ離れのなかで、若い人をターゲットにとのことだが、もっといろんな年齢層にも聴いてもらえるようにしたほうが良いのでは。曲の前に丁寧な紹介があるのは良い。
▽世代を越えて、80年代ポップスが世界で人気になる時代。担当アナウンサーも初々しく、新しい曲を知ることができて良かった。
▽知らない曲ばかりで中高年の自分には少々辛かった。

などの意見があった。