10月27日(水)よる8:00~8:55

生中継 さざなみハウス~ハンセン病療養所からの発信~

2019年にオープンしたカフェ「さざなみハウス」。
ランチも飲み物も評判ですが、一番の魅力は窓から眺める海。
訪れた人は皆「時間がゆっくり流れているようだ」と口にします。

「さざなみハウス」があるのは瀬戸内市邑久町の国立療養所長島愛生園。
かつてハンセン病を患ったというだけで国の法律で隔離され、厳しい差別・偏見と闘ってきた人たちが、今も暮らしています。開園から90年あまり。多いときには2000人以上の入所者がいましたが、今は120人ほどに。平均年齢は87歳を超え、体験を語り継ごうにも時間がありません。

今回のメッセージは、入所者と見学者の交流の拠点となりつつある「さざなみハウス」から生中継。今だからこそ関わりたい、療養所から発信したいと、思いを寄せる人たちの声を届けます。

国のハンセン病療養所が3つある岡山・香川。
入所者が生き抜いた歴史から、私たちが学ぶこととは。