4月29日(水)よる8:00~8:57

みんなと歩きたい 義足の少年 小学校へ

岡山県井原市の間所煌喜(まどころ・こうき 6歳)くんは、先天性の病気で脛の骨がほとんどなかった。
歩くには手術を繰り返して骨の矯正に期待するか、切断して義足で歩くか。
両親は、たとえ足がなくても変わらない日常を、と願い、1歳で両足を切断した。
春からは小学生。
今も続くリハビリで歩けるようになったが、友だちと同じようには駆け回れない。
同じ教室に通うことを望む家族の前に様々な壁が立ちはだかっていく。
成長するに連れて気づく、足のない生きづらさ。
それでも、こうきくんは歩くことをやめようとはしない。
入学の春を迎えるまでの7か月。
みんなと歩きたいと願う少年の日々を追った。