足利義満が勅令により再建した本殿・拝殿が3年後に600年を迎えます。桃太郎のモデル吉備津彦命を祀り、親しまれる三備一宮・吉備津神社の魅力を藤井崇行宮司に伺います。
藤井崇行 吉備津神社宮司
比翼入母屋造りで、わが国唯一の吉備津造本殿、そして拝殿は、3年後に、足利義満が天皇の勅令によって再建してから600年です。巨大なお社には桃太郎のモデルの大吉備津彦命が主祭神としてお祀りされ、鬼門には鬼とされる温羅も祀られています。新年を前に藤井宮司が最も重要な祭儀だと言う、大吉備津彦命ご神体の煤払いを12月28日午前0時の暗闇の中、行燈の僅かな明かりだけで実施します。お釜殿の神聖な火で食事を作り、徹底的に修身潔斎して臨む神事です。 深い軒を持つ檜皮葺の大屋根を、その自重を使い、天に向かって鳳凰が羽を広げるが如くに軒先を跳ね上げ、優美でありながらも豪壮な造りは見る人を圧倒します。初詣に、そして四季折々にお参りしてみてはいかがでしょうか。隈研吾さんが国宝の建造物の中でも最上位といっても良いという吉備津神社の本殿拝殿からは、いろんな気付きをいただける事、間違いありません!
比翼入母屋造りで、わが国唯一の吉備津造本殿、そして拝殿は、3年後に、足利義満が天皇の勅令によって再建してから600年です。巨大なお社には桃太郎のモデルの大吉備津彦命が主祭神としてお祀りされ、鬼門には鬼とされる温羅も祀られています。新年を前に藤井宮司が最も重要な祭儀だと言う、大吉備津彦命ご神体の煤払いを12月28日午前0時の暗闇の中、行燈の僅かな明かりだけで実施します。お釜殿の神聖な火で食事を作り、徹底的に修身潔斎して臨む神事です。 深い軒を持つ檜皮葺の大屋根を、その自重を使い、天に向かって鳳凰が羽を広げるが如くに軒先を跳ね上げ、優美でありながらも豪壮な造りは見る人を圧倒します。初詣に、そして四季折々にお参りしてみてはいかがでしょうか。隈研吾さんが国宝の建造物の中でも最上位といっても良いという吉備津神社の本殿拝殿からは、いろんな気付きをいただける事、間違いありません!