カジノドパリ劇場
【近況】
●2018年1月26日~28日
3F展 パリ市ポルトベルサイユ見本市会場ギャラリードパリ画廊コーナーアカギ展
●2018年2月13日~18日
アール・キャピタル展パリ・グランパレ会場/フランス美術家協会(ル・サロン)とデッサン水彩画協会の2部門に出品
≪書籍・作品集≫
●『アカギのパリ画集 Ⅴ
素描原画五の巻』
マリア書房(京都)18,000円(税込み)
208ページ 画集
ISBN-978-4-89511-231-4
●『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
●「私のファッション屋時代」
新書版(展覧会場にて受注)
[日本語版]
講談社第一出版センター制作2002年
[フランス語版]
パリ・ボークレール出版制作2010年
2017年12月10日
「2017、年末のこの頃」
クリスマスシーズンである。パリ市に住む全老人に、市長から39x26cmの一段だが大きなチョコレートの箱が贈られて、大喜びである。毎年、年末に日を決めて各区役所に箱が山と積まれ、身分証明書と通知レターを持って受け取りに行く。まあこれも高い市民税の内の、福祉事業である。
大阪市とサンフランシスコ市の、姉妹都市提携取り止めのニュースを聞いて吃驚する。何て外交センスの無い、というのが正直な意見である。日本にも第二次世界大戦や敗戦後の混乱があって、慰安婦像の側に「星の流れに」の銅像でも建てて、今は平和憲法の日本、悪いのは戦争なのですから、お互いに平和な世界を願いましょうと、済むはずだが。
「ノートルダム・ド・パリ」という、表紙がパリ市長のポートレートの本が出て、記者会見。出席してみたら1字だけ見間違いで、「ノートルドラム・ド・パリ」だった。(われらがおっ母さん)から(パリの悲劇)に代わってくる。アイリー・ルーチエというジャーナリストが著者で、ルイ・ヴィトン社長ベルナール・アルノーや、投資家ベルナール・タピの無許可の内幕の伝記を出版して、知られている人が著者だった。今度はナディア・ルブランという女性ジャーナリストと共著でアンケート、女性パリ市長アンヌ・イダルゴの政治実態の内幕である。アルバン・ミッシェル社から出版され、2000円くらいの本だが、5万部刷って売れているとのことである。車運転の立場からパリ市内の交通政策を非難しているが、車横行の町から、歩道を広げ市民の歩く活気の町に復活した現在の政策に、歩くわたくしは賛成である。
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