ボロンテール通りの大煙突
【近況】
● 2013年6月16日
ジベルニー国際野外スケッチコンクール審査員
● 2013年8月9日~23日
34回オート・ロワール国際展出品
● 2013年9月25日~10月1日
三越日本橋本店美術画廊
「赤木曠児郎展」
≪書籍・作品集≫
●『アカギのパリ画集 Ⅴ
素描原画五の巻』
マリア書房(京都)18,000円(税込み)
208ページ 画集
ISBN-978-4-89511-231-4
●『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
●「私のファッション屋時代」
新書版(展覧会場にて受注)
[日本語版]
講談社第一出版センター制作2002年
[フランス語版]
パリ・ボークレール出版制作2010年
2013年6月10日
「老人よ、何故怒らない?」
デモの多い町パリに暮らしている。もう社会党優勢の議会では、成立してしまったのだけれど、同性結婚や人工受胎に反対してのデモも、まだ盛んである。社会党政治に反対の意味合いを、持ってくるからだろう。日本も高齢化社会が話題である。それならば農業団体や労働組合のように、老人の権利改善を要求してデモや選挙への圧力活動があっても、可笑しくはないはずである。もう年だからと、世の中の邪魔者みたいに任せて、隠居を決め込むことは、無いのかも知れない。
パリの日本文化会館は1997年設立して16年になるが、5月末から6月1日にかけ4回、蜷川幸雄演出、清水邦夫作「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」(1971年初演)を、2005年発足の、さいたまゴールド劇場の来仏公演で沸いた。66才から87才までの37名の殆どが女性俳優、20名の壮年、スタッフ20名、医師が付き、監督など全体で80名の一行である。俳優さんは今から8年前に一般公募、殆どが素人からという、高齢化社会に話題で、日本でも非常に注目され成功している劇団だそうであるが、パリだけの4回の公演である。シニア世代が主体では、巡回などあまり不可能で、パリだからみんな張り切って、ホテルに分散して参加したという異色ぶりである。皆さん元気で、観光にも熱心だったと伝え聞く。
page1/3
NEXT≫