ビストロ・ラ・ベリエール
【近況】
2012年11月7日~20日
パリ15区美術展出品
(パリ15区役所ホール)
2012年11月27日~12月2日
アール・アン・キャピタル展(パリ・グランパレ)
フランス芸術家協会と素描水彩画協会の2部門出品
≪書籍・作品集≫
『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「私のファッション屋時代」
新書版(展覧会場にて受注)
[日本語版]
講談社第一出版センター制作2002年
[フランス語版]
パリ・ボークレール出版制作2010年
2012年11月10日
「笑い」
色々なニュースを見る。日本の政治家たちの、国民不在、自分たちの選挙のためと、縄張り争いだけの話題は、さっぱり訳が分からない。傍から読んでいても、不愉快、不可解なだけである。しかし、これはフランスでも同じで、新聞のページが、政党の党首争いや、権力争いで一杯なのは、ここもなのである。つい半年前にフランスでは新社会党出身の大統領を選んだのだが、もう世論調査で人気は史上最低などと、書き立てる。どんな世論調査か分からないが、トップに立てば、どこも同じようなものだろう。気にすればブレると書き立てられ、不人気だったトップほど、後から考えると、業績を残していることはままあることである。さすが、アメリカの大統領選挙は、先週のフランスのマスコミを、完全に独占していた。二日後に中国が、こちらも党大会の話題で全1ページが3日続く。後は、同性愛者の結婚を正式と認めるか、新立法が注目である。父親二人、母親二人などに、養子の家族も出現する。日本はフクシマ以外、ほとんど関心がない。
もの事には波というものがあって、つい20年前には、日本が何事にも輝いていたときがあった。今は下がった低い時だろう。努力してまた波のうねりを上げる時を築かねばならない。波は大体30年単位と思われている。今の日本人は、個人ではとても所得が多いし、世界の贅沢を享受しているのである。それは外国から、日本に訪れてみるとよく分かる。その以前には、日本が低賃金で、蟻のように働きずめで、良いものを安く大量輸出して、世界の産業国から恨まれていた時もあったのである。
新聞記事が出ている。2010年度の統計結果だが、フランスの私企業のサラリーマンの平均月収は2082ユーロ(約21万円)、上級役職で3950ユーロ(約40万円)、一般労働者1583ユーロ(約16万円)となるそうである。これだけではとても暮らせないが、公の助成金がいろいろある。集計結果記事である。
page1/3
NEXT≫