テライユ広場の噴水
(クレルモン・フェラン市)
【近況】
2010年4月17日―25日
カンシー・スー・セナール市展招待出品
2010年10月27日―11月2日
東京日本橋・三越本展画廊個展予定です。
≪新刊≫
『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「私のファッション屋時代」
株式会社第一出版センター
(講談社)刊
残部僅少、本人個展会場でのみ頒布。近々フランス語訳刊行予定。
2010年4月10日
「復活祭の頃」
ソルボンヌ大学などのある学生街に出かける。この区の区役所が1年前に私の展覧会を開いてくれた関係で、毎年開かれる区美術展の審査員を頼まれたからである。これが流行というものなのだろうか、女子学生の姿がすっかり変わっている。黒のナイロンパンティストッキングに、ミニスカートか超ミニパンツを組み合わせ、不安定の気候をブーツの丈でバランスを調節している。どうやって脚を通したのか分からないような細いジーンズ(新品でパリッとしてなくてはいけない)にブーツも同時に多く、二つが主流で、とにかく細く長い脚をスラリと見せている。折からパリ市立プチ・パレ美術館では、サンローランの大回顧展が春の話題で、トレードマークだったソフトな黒パンタロンスタイルが沢山並ぶが、もうそちらは美術館行き、 若さはこちらと極端に思わせるところが、流行の美学というものだろう。
page1/3
NEXT≫