エッフェル塔
【近況】
絵を描く毎日。
≪新刊≫
『アカギの版画パリ百景』
マリア書房(京都)
1,260円(税込み)
一部大手書店に出ていますが、個展会場で販売予定。
≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「私のファッション屋時代」
株式会社第一出版センター
(講談社)刊
残部僅少、本人個展会場でのみ頒布。近々フランス語訳刊行予定。
2010年1月11日
「2010年」
もう年が明けて、特売の季節に入ってしまった。衣料品の4割は、セールス特売で消費されるというから、みんな大きな袋を抱えている。
正月以来、雪。この暮れは雪がよく降り、厚く積もると言うのではないが、雪のある景色が消えない。パリ市内の気温で0度前後。半世紀近くパリに暮らしているが、降っても大体二日で、雪は融けてしまうのが、普通だったから珍しい。地球温暖化を、環境派は武器の様に口にするが、こんなに簡単に冷え始めるのでは、眉唾な思い。
年越しのエッフェル塔イルミネーションとシャンゼリーゼ大通り、人出が25万人だったとか、昨年は55万人だったから、厳重警戒の割りに空いていたことになる。社会不満の連中が、路上駐車の乗用車に火をつけて燃やすのも年末恒例、今年もフランス全土で1137台、昨年とほぼ同数だったと、新年のニュースで発表される。
ヨーロッパに、今年から始めて大統領が選ばれて誕生した。ベルギーの人である。現在のヨーロッパ各国の首相や王様は、地方知事並になるのだろうか、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中国が世界の大国で、ヨーロッパ特命全権大使があって、後は大使館でなくても総領事?アメリカの州並だとそうなるわけで、各国とも経費節約できるし、天皇陛下だって一々大使の、受け入れ送り出し認証挨拶なんて公務が、大分軽減できる。歴史を楯にとって、縮小に大抵抗はあるだろうが、割から行くとそうなる。仕分け人蓮舫さん頑張って。
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