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「新大統領のフランス」 討論は二時間半一寸続いたが、女性候補が大失敗をした。どうしても勝たなければと興奮したのだろう。そっくり返って権柄ずくを演じてしまったのである。相手に喋らさせないように、噛みついて押さえ込もうとしてしまったのである。男性の方は下手に出てマダム、マダムと丁寧で、煽るほど勝っていた。同性の女性であっても、途中で気分が悪いと見るのをやめてしまうくらい荒々しく、男は家庭を思い出し、家で奥さんとの討論で頭を悩ませているのに、表の場でもこんなのはもう沢山だという気分。政策より何より勝負がついてしまったのである。翌朝いよいよ3日後の決戦投票日をひかえ、
ラジオで女性候補も指摘されたのか優しい声で愛嬌ふりまいたがもう遅い、みんな見てしまったのである。
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