【近況】
朝・午前中はアトリエで制作。午後・日没までは外で素描原画の制作。当分これが日課です。 |
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≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「新書版・私のファッション屋時代」
900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売 |
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2007年4月5日 |
「四月」
絵を描くという仕事は、独りっきりで向かい合っている毎日だから、少しはパリの今の出来事をと、外の様子も見るために約束を入れたら、先週は一日も家で夕食も取れず、早速仕事も放置の羽目である。外に出ると、2月公共建物の中で一切禁煙になって以来、コーヒータイムになると通用口の路上でタバコ休憩の人の群れ。広い大気中は構わないのか、掻き分けて歩く珍風景。大きな建物では、今度はエレベーターの使用回数が異常増加とも言われている。
フランス大統領選挙が3週間後に近づき、12人も立候補してその話題ばかり。アルエット・ラギエールさんという、銀行のOLから立候補して、6回目の出馬女性の記者会見に行く。もと内務大臣で、最有力候補の人の記者会見にも行ったが、絶対に当選しないと分かっている人の胆々とした混雑しない会場も、この国の選挙に関係の浅い外国人の目には、興味が深い。8200名の会員の後援会があり、立候補に必要な全国市長村長、代議士などからの500通の立候補支持のサインも(1人に1サインしか権利が無い)クリアーして立候補。外交はどうせ関係無いからと、サラリーマン側の立場の権利だけを主張する。名前はフランス中に知られている。
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