【近況】
9月13日〜19日
大丸京都店美術画廊
近作展
17日15時 本人ギャラリー・トーク |
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≪既刊≫
『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。
「新書版・私のファッション屋時代」
900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売 |
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2006年8月5日 |
「夏休み」
8月に入って、大臣、政界要人たちのバカンス先地図が、1ページ記事で大きく新聞に報道されている。来年は大統領選挙なので、候補者になりそうな人たちも、漏れなくバカンス先が紹介されていて、これこそ個人情報の漏洩、休み先なんて個人の問題と思うのだか、出るのがステータスみたいで、出ないのが少し小物、誰からもこの個人情報漏洩に、断固反対の抗議した声は聞かない。程々に足場のいいフランス各地にみんな散っている。
8月3週目までみんな休みで、特に8月15日の「聖母昇天祭」前後の週は、ヨーロッパの殆どの大都会の、店も事務所もほとんど閉めて休みである。この夏はイスラエル、中近東で戦争勃発の危険があり、突然予期しない人身事故災害が起きれば、すぐ駆けつける。これは選挙イメージに関係すると信じられていて、1980年10月パリのユダヤ教会が爆破され、すぐ現場に哀悼に駆けつけなかったのが理由で、当時の大統領現役候補が、同教徒全般から総反発、思いもかけず左翼の社会党候補に負け、行かなかったのが敗因の一つと分析されてから、何かが起きると政治家はすぐパフォーマンスに駆けつけて、テレビに出ていなければ不安なのである。バカンスと言っても取り巻きを連れ、お付き番の記者団に取り巻かれ、報道が重要視されるチームみたいなもので、各省の大臣番、手厚く到れり尽せりな親分乾分の現代版、それぞれ組の報道スペースが有利に取られるよう手なずけられ、毎朝そんな朝刊を開く。
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