岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

パラティーヌ通り

【近況】

赤木曠児郎 パリ風景画展
5月17日(火)〜22日(日)
一般・大学生600円、中高生400円、小学生以下無料
天満屋6階葦川会館(岡山市表町)

パリの絵を単純に並べただけでなく、解説も読んで楽しめると、東京展でも好評だった作品です。
会場には奥のビデオコーナーに赤木曠児郎さんもずっとつめていますので、皆様でおでかけください。
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≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売
 
2005年4月21日

「近頃のニュース」

 フランス国営ラジオ放送のやっている「フランス・インター」とでも英語読みできるラジオ放送があるが、もちろんNHKの国内ニュース放送のようなもので、トップを争うくらいよく聞かれている。私も絵を描きながら聞けるので、この番組のFMをアトリエではかけっぱなしにしている。
 もう4月に入る前からストライキに入り、3週間ストライキ中である。放送全体が中断するわけではなく、あの部署が、この係りがと部分ストを始めれば、結局放送番組が作れないわけで、法律で決められた最低の放送、つまり1時間ごとに5分くらいニュースを伝え、あとはBG音楽のテープを流しっぱなしの24時間である。クラシック、ポピュラー、民謡となんでも繋げては流れている。最初は一日、二日の事かと思っていたが、3週間も「一部のスタッフが闘争中で御免なさい。理解してください。」の一言の繰り返し。それでも又かで、この国では誰もあまり気にしていない。
 空港でも、郵便局でも、電車でも、常に何かの理由で、一部の人はストライキを繰り返している。公立、国営、公社を好み、病院から学校まで合理化とか民営化というと、反対ストライキやデモの波がこの国の気質である。

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赤木曠児郎氏 略歴
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