岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。

エッフェル塔(ローズ地色)

【近況】

今年の秋に、第四冊目のパリ画集を刊行しますので、その準備に目下掛りきりです。
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ご要望に応え再版、装い新たに「新書版・私のファッション屋時代」が出来ました。
900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売
 
2003年5月22日

「帰って来たパリ」

 日本に2週間ばかり行き、岡山の家で隠棲、母亡き後の片付けものなどして、帰ってきた
 パリに帰る日は、フランス側が全労組の参加する、ストライキ予告の日で、パリ空港の税関は誰もいなくてフリーパス。これでよいのかなーと、心配になってしまう。
飛ぶ飛行機会社関連の、パリ子会社の日本人幹部社員が、手伝いに駆り出されて、日本から到着・出発客の対応をしている。フランス人の多くは、労組指令のストライキ、なのであった。
 空港バス、鉄道などの公共交通手段で、空港からパリに入ろうと予定した人たちには、困ったことだが、タクシーは個人タクシーもあり、書き入れ時で、空港には何時ものように、沢山空車が行列して、お客を待っている。皆がストライキの日で、出控えているので、ハイウエーや市内の交通ラッシュもなく、最短距離の道で家まで帰り着く。意外と安くて、何時も交通ラッシュの理由で、回り道をしたり、ノロノロ運転させられて、車が多すぎ、こんなに払わされているのかと、逆に気が付く始末である。

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赤木曠児郎氏 略歴
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