【近況】
ルーブル美術館地下入口、カルーセル・デュ・ルーブル会場で開かれた、1890年創設サロン・ナショナル・デ・ボザール(国民美術家協会)展で、50号の裸婦作品が2002年度ピュビス・ド・シャバンヌ賞に選ばれました。
同賞は、同展役員中より一人選ばれ、明年度の会場で個展コーナーが開かれる伝統で、日本人の受賞は初めてです。 |
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900円+送料
株式会社 第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)3235-3051
FAX(03)3235-0158
または、展覧会場でのみ発売 |
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「二月」
頂いたお年賀状にお礼を書くだけで、一月は終わってしまう。
新規や、日常ご挨拶までとなると、もう時間に余力がない。Eメールやプリンターで、サーッと済ませば良いことかも知れないが、せめて年に一度のお便りと思うので、版画と同じシルクスクリーン刷りのカードに、裏は万年筆で手書き、ペンだこが出来てしまう。
そんなものだから、家に連れて行かれて、毎年のをズラリと額に入れて、並べて壁に飾られているのを、見せて下さる方があったり、絵描き冥利と感謝する。
一般にはフランスでは、年賀の交換や返事の礼状は、一月中に済ませればよいとなっている。
それより凄いのは、1791年12月の法令で、名刺と年賀状の使用自体が、禁止されている。恐らくフランス革命下に、貴族階級がやっていた、訪問して挨拶に名刺を置いてくるとか、新年の挨拶回りを、悪い習慣だと一掃したのだろう。王政復古もあったりしたが、この法令の廃止された記録はないようで、今でも生きていることになって、一枚書くたびに、法律を犯していることになる。
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