フロール館(ルーブル美術館)
 

「パリのゴールデン・ウィーク」

 パリは今、日本から一週間遅れてゴールデン・ウィークが始まりました。
 今週と来週、みんながまたお休みです。つい一ヶ月前にイースターのお休みがあって、今度は第二次大戦戦勝記念日、キリスト復活昇天祭、ペンテコステ(神様のいる証拠に火の矢が天から降ってきた)と次々 休日のあいだに少し時々働く日がはさまれているようなのが五月後半です。
 マロニエの白い花、青葉、もうどんどん日は長くなって、日没も夏時間の関係あって、夕方九時半から十時です。五時に事務所を終わって外にでると、カンカン照りでまだ午後の半分がそのままある気分、気温も快適ですし、人々の浮き浮きとした、人生素晴らしいなと思うのが五月なのです。そして六月に入るともう長い夏休みの五週間の期待が待っているのですから。

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