岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
ピエール・バルマン本店

 

「パリと日本

 12月初めの1週間、郷里岡山にパリから往復してきた。エコノミークラスに乗れば、航空チケット代よりは日本国内でのタクシーやJRの代金の方が余程高くつく時代だから、気軽に動ける有り難いことなのである。
  パリにもどった翌日、EIUという経済調査機関の発表がされていたが、今は世界の投資家が新たに事業を起こそうとすると、日本が一番経費コストが高くつく国なのだそうである。二位が米国、三位がドイツ、以下 イギリス、ベルギー、スイス、フランスと続く。家賃だとか人件費などの要素を比較しての結果だそうで、日本に暮らしていては信じられないかもしれないが、日本のサラリーマン、OLの所得も世界一高いのだそうで、なるほどとうなずいてしまう。


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赤木 曠児郎 (2001年12月16日)
赤木曠児郎氏 略歴
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