淵本 文枝

あけましておめでとうございます。
今年もラジまる、元気にあなたの街を走りますよ!
見かけたら声をかけてくださいね。
 

さて、今年初めは、都窪郡早島町早島の鶴崎神社へ。


毎年地元伝統産品のい草で、ジャンボ干支飾りを宮司が作り、参拝客を迎えています。

今年の干支は辰。い草の巨大昇り竜がお目見えしています!
高さ1.8メートル、長さ4メートル。体をうねらせて大きく口を開けた勢いのある干支飾りです。

太田浩司宮司が、針金と金網で作った骨格に、畳業者から譲ってもらった端材のい草を巻きつけて完成させたものです。

よく見ると長く伸びたひげ、波打つように体をうねらせたウロコの細部まで、細かく表現されています。昇り竜にあやかって、上り調子の年になるように願いを込めてつくったそうですよ。

初詣でぜひ訪れてご覧になってみてはいかがでしょう。展示は2月の4日までです。

午後は岡山市北区大内田のコンベックス岡山小展示場へ。

明日1月6日(土)から8日(月祝)まで第44回岡山県盆栽名品展が開催されます。


中四国最大の展覧会で、日ごろから丹精込めて育てている盆栽が、なんと46点出展されています。こんなにたくさんの作品をいちどに見ることができるのは年に1度のチャンスです!
今日は一足早く展示準備をしている会場にお邪魔し拝見しました。昨日4日に審査も行われていて、今年の入賞作品も決定していました。

岡山県知事賞は、こちらの真柏。
白い幹の部分は朽ちて白骨化しているところ。緑の葉とのコントラストや、うねりが力強く美しい作品です。今海外で1番人気が、この真柏という種類だそうです。五葉松、黒松、真柏、楓、梅、紅葉などたくさんの種類や大きさのものがあって圧巻です。



盆栽は、木はもちろんのこと、鉢や置き台までこだわりがあって、全てをひっくるめて1つの作品となっています。中には300年近く育てられている名品も。
本当に素晴らしい!春に花をつける盆栽、秋に紅葉する盆栽、冬に落葉して枝の形を楽しむものなど、盆栽は四季を愛でる日本芸術の1つですね。
即売会もありますので、ぜひご覧ください。入場無料です。