今日は岡山市北区出石町にあるアートスペース油亀へ。
店主の柏戸さんにお話を伺いました。
ただいま工藤和彦の器、「見つけるのは自分」が開催中です。
北海道の大地で育まれた土を自ら掘り出し、その魅力を生かしながら器作りを続けている工藤さんの作品、約500点が展示販売されています。
小さなもので、箸置き、豆皿サイズのもの〜50センチ司法の大皿や大壷など彼が手がけた器たちが一堂に並んでいました。
土作りだけでなく、仕上げに使われる天然のナラの木や、シラカバのなどの木々の灰を調合した釉薬、オホーツク海でとれたホタテの貝殻とともに、焼いた作品は風土の特性が生かされています。
一つ一つの作品にストーリーがあり、どれも素敵でした。
この展示は今月24日まで開催されています。
ぜひ「見つけるのは自分」を体感していただければとの事でした。
午後からは岡山市中区浜にある夢二郷土美術館へ。
学芸員の平松さんにお話を伺いました。
ただいま「竹久夢二と榛名」が開催中です。
夢二が思いを寄せ、何度も足を運んだといわれる榛名。
そこで出会った徳田迪子氏との交流から制作された作品を中心に群馬県内外では初公開となる榛名で伊香保で描かれた作品や資料の数々から夢二の後年の軌跡をたどる展示となっています。
数々の作品を通して、夢二がそこにアトリエを構えたいと思ったほどの情熱と愛が伝わってきました。
また、期間中学芸員さんによるギャラリートークや夜の特別鑑賞会、また来月には子ども夢二新聞の作品展示も行われます。
詳しいスケジュールは夢二郷土美術館のホームページからご確認ください。この展示は12月3日まで。
ぜひ足をお運びくださいね!