今日のラジまるは岡山高島屋へ。
今日9月1日は、関東大震災からちょうど100年です。
防災の日の今日と明日の2日間、岡山高島屋では『防災の日 消防出前講座in岡山タカシマヤ』が開催されています。
会場となる6階にお邪魔して、岡山市消防局予備課の文谷さんと日高さんにお話を伺いました。
今日9月1日は午後1時から4時まで、明日2日は午前10時から午後4時まで消防職員などによる出前講座を実施します。
VRゴーグルを装着して、住宅火災や土砂災害などが疑似体験できたり、子供たちを対象に住宅防火について学べる防火カードゲームを楽しんだりできる講座もあります。
インターンシップの大学生や保育学科のボランティア大学生が楽しく遊んでくれますよ。
その他、マイタイムラインを作成して、それぞれの自宅の場合、どのように対処して動いたらいいのか考えていきます。
シミュレーションを組んでみないと、いざという時は足がすくんで逃げることすら時間がかかって最悪逃げ遅れてしまうこともあるのだとか。
『考える』ことがまずは大切なんですね。
災害パネルの展示や、防災グッズの特別販売などもあります。
いざというときの備えをして、今一度、家族や身近な人と災害時についてしっかりと話し合っておきたいものです。
午後は、岡山県天神山文化プラザへ。
第3展示室で9月3日まで、『第7回佛師隆鳳と仏像彫刻を楽しむ仲間たち展』が開催されています。
〜技術と優しさの中で仏を刻む〜と言うサブタイトルの通りの、心清まる彫刻が並んでいました。
赤磐市在住の仏師、長谷川隆鳳さんは、国の重要文化財を修復される仏師で、長谷川さんと、長谷川さんが指導されている生徒さん31人による、およそ140点の作品を展示。
米ヒバやヒノキを彫って仕上げた聖観音菩薩や、阿弥陀如来、地蔵菩薩などがずらり。
実際に彫刻となると、技術はもちろんのこと、精神統一など心も凛と清まりそうな…。
30代から80代までメンバーも様々。
中には始めて20年という方も。
お話していただいた武藤さんは10年、永井さんは6年だそうです。
とても立派な作品を出品されていました。
米ヒバや檜など木の種類によっても質感や表情が変わりますし、一木造りや寄木造など、製作方法間違いがあります。
奥深いですね。
何より佛像は後世に大切に受け継がれますので、彫る方達も、思いや願いを丁寧に刻んでいらっしゃるのでしょうね。
心穏やかになれる展示会です。
3日まで。