淵本 文枝

今日のラジまるは、岡山市北区真星にある森上煙火工業所へ。

森上煙火工業所の外観

岡山県下唯一の花火製作所です。
夏の風物詩といえば花火。
今、花火玉の製造がピークを迎えています。

花火玉の製造がピーク

新型コロナが5類に移行されて、はじめての夏をむかえます。
今年は久しぶりに花火大会が再開され、需要が戻りつつあります。

花火職人の皆さんは、1つずつ丁寧に花火玉をこしらえています。

職人が花火玉をつくる様子

粉の火薬を団子にする工程や、玉込作業、球張り作業など。
この夏はおよそ2万発の製造が予定されているそうです。

団子状の火薬

ここ数年作っていなかった直径30センチを超える尺玉も今年は制作中。
持ってみると、かなり重い!10キロあるそうです。

直径30センチを超える尺玉を持つ淵本リポーター

これが300メートル上空に上がって、300メートル開くのだそう!

天気の良い日は、このように天日干しにしています。

天日干し中の尺玉

たくさんの花火玉を見ると、やはりワクワクしますね!
図案を再現するために、全て計算して火薬を詰めていきます。
職人技です。

花火製造を絶やさないように、また日本の夏の風物詩を伝えないといけないと、森上さんは、子供たちからイラストを募集することにしました。
子供たちの考えたイラストを花火にして、夜空に打ち上げる企画です。
募集期間は、7月18日から8月31日まで。
ぜひ応募してください。

夢のある、みんなに喜んでもらえるお仕事ですね。

代表の森上さん

今シーズンの皮切りは、真備の西日本豪雨復興5周年祭の花火が7月1日に2500発上がるそうです。
今年の夏は本物の花火をたのしんでください。

たくさんの花火玉