今日は備前市伊部にある備前市埋蔵文化財管理センターへ。
ただいま酒と備前焼が開催中です。
専門研究員の田邊さんにお話を伺いました。
美術品、器、茶道具としてのイメージが強い備前焼ですが、本来の姿は、壺、甕、擂鉢のような長年庶民に寄り添ってきた実用品の焼き物でした。
中世以降、備前焼は、酒の醸造から食卓に至るまでの大部分の工程を担っており、酒造りにおいて必要不可欠な存在だったそうです。
今回の展示では、中世から近世の醸造遺構や遺物約50点を取り上げ、酒と備前焼の歴史を紹介しています。
時代背景を感じながら、酒と備前焼の世界を楽しんでいただければとの事でした。
この展示は3月13日まで。
開館時間は午前9時〜午後4時30分。
入館料は無料です。
なお火曜日がお休みとなっていますのでご注意ください。