今日のラジまるは、高梁市成羽美術館へ。
12月18日まで流麻ニ果その光に色を見る Spectrum of V ivid M omentsが開催されています。
『色彩の画家』と呼ばれる流氏は、美術館などでの作品発表だけでなく、建築空間での色彩設計やインスタレーションなどで、国際的に活躍している現代アーティストです。
安藤忠雄設計の館内で展示された作品は、より力強く私たちに語りかけてくるようです。
作品は全部で33点。
色が幾重にも重なり、光あふれる躍動感ある作品。
色が響き合って、作品の中でさらに展開されます。
中には、静寂を感じさせられるものも。
かつて女性であることから、制作を諦めたり、無名に近い女性作家の作品をモチーフにして、色彩を再構成して新たな息吹を吹き込んだ作品、『女性作家の色の跡』など。
同時開催で、もう1人の現代アーティスト、野田正明氏の個展も開催されています。
野田正明 50年の軌跡〜ニューヨークから世界へ〜
こちらも版画、ドローイングから、立体へと様々な作品づくりに取り組んで世界的な活躍をみせている方です。
ギリシャのアテネマラソンスタート地点にもオブジェが設置されているそうですよ。
近いところでは、宍道湖のほとりや、福山駅前にも。
今回の展示で印象的だったのは、屋外展示スペース、流水庭に展示されたオブジェ『進化と改革』。
水面に、紅葉した山の姿が映り込み、ステンレスの立体にも木々の色が反射して、とても綺麗でした。
明後日13日は、11時と14時に和太鼓ソロライブのイベントも開催されます。
ドライブがてら是非訪れてみてはいかがでしょう。