今日のラジまるは、和気町の和気鵜飼谷温泉の薬草園に行きました。
地元の人たちが育てている木、サンシュユが赤い実をつけ、収穫の時期を迎えています。
サンシュユは、中国や朝鮮半島が原産のミズキ科の木で、まるで珊瑚のような艶やかな赤い実をつけるので、『秋珊瑚』とも呼ばれています。
園内は、5000平方メートルに全部で300本植えられていますが、町内の別のエリアにも合わせて600本あるそうですよ。
艶やかな赤い可愛い実です。
実は収穫後、種を除いて、乾燥させてお茶や、サンシュユ酒、味噌などにするそうですよ。
地元のNPO和気サンシュユの会の理事長、定國誠也さん。
将来は、『一目千本見渡して1万本』サンシュユの郷として観光でも、漢方生薬として、産業面でも盛り上げていきたいとおっしゃっていました。
来月下旬まで薬草園は無料開放されています。
午後は、備前市新庄の果樹園・寿園へ。
ここではぶどう狩りを楽しめます。
もぎ取りスタイルでの販売となっています。
50aの敷地に、22棟のハウスが並び、立派なぶどうの房が垂れているのが見えています!
園長の佐藤純子さんに伺いました。
こちらでは、金太郎ぶどう、シャインマスカット、紫苑、クイーンニーナが栽培されています。
金太郎ぶどうの大きさに定評のある寿園ですが、今年は少し小ぶり。
それでも甘さは文句なしです!
種なし、皮ごと食べられる品種で、爽やかな甘さにジューシーな果肉。
特にこの時期は糖度が上がってきていて美味しいのだとか。
自分で選んだ房の茎にハサミを入れ、購入するスタイルで、房にはリボンの色で値段がわかるようにしてあるので安心ですよ。
それから、イエローシャインマスカットは、びっくりする甘さです。
木になっている状態で甘さがのりきるのを待つので、最後には黄色くなるそうです。
おいし〜い!
葡萄の甘さというよりは、マンゴーの甘さに近いかも!
おいしいぶどうは11月中旬ごろまで楽しめます。