今日のラジまるは、岡山市南区浜野のカフェZへ。
10月5日から16日まで、細密画家・イラストレーターの、氏峯麻里さんの個展が開催されています。
タイトルは、『星のしじまの物語』。
氏峯さんは、倉敷芸術科学大学芸術学部美術学科日本画コースを卒業。
とても繊細なタッチで肉筆画とは思えないような作品を生み出します。
描いているのは、0.28ミリの太さのボールペンが中心だとか。
カフェアトリエZでの個展は今回で5回目。
作品は全部で28点。
『星を喰む〜寂然静虚〜』は、縦60センチ横270センチの大作。
☆音が消える真夜中に、宇宙クジラが星を食べにやってくる☆
宇宙の果てしない物語をペンの細かい黒線で、ファンタジックに描いています。
氏峯さんの作品からは、様々な物語が語られて、宇宙のゆったりとした時間の流れと、果てしない空間の広がりを感じられます。
『訪れた人も、この宇宙空間と一体になって欲しい』と氏峯さん。
秋の夜をイラストからも感じてみてはいかがでしょう?
午後は、岡山市北区南方にある岡山県立記録資料館へ。
岡山県の記録を伝える重要な公文書、古文書、写真を収集・保存している施設です。
平成18年に開館していますが、現在およそ23万点の資料を所蔵しています。
一般の方の利用ももちろんできます。
なんだかあまり縁のない所?と思う方もいらっしゃるでしょう。
地域のことを深く調べたり、もし、岡山藩にまつわるご先祖様であれば、江戸時代くらいには遡って調べたりできるようです。
間口を広げるために、実は日ごろから古文書・解読講座や記録資料セミナーなどの各種講座や、企画展などを開催しています。
年々来場者も増えているそうですよ。
少し興味のあることを時代を遡ったり、深く調べたりするのにぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
因みに、10月18日から、小学校誕生物語と題して、明治時代に設置された150年前からスタートした岡山の小学校についての企画展があります。
是非我が町の歴史を学んでみてください。