今日は岡山市北区栢谷にある郵政博物館の別館、坂野記念館へ。
ただいま第22回切手展が開催中です!
岡山県郷土郵便史研究会の会長近友さんにお話を伺いました。
現在会員14名、結成10年目の研究会。
岡山県の郵便の歴史と郷土の歴史を絡めて毎月1回勉強会を開いているそうです!
今回は6つのテーマに絞り切手や絵はがき、書簡など約400点余りが展示中。
中でも今回ピックアップしたのは沖縄復帰50年記念と難波立愿と種痘と新型コロナのテーマです^_^
琉球郵便では円が廃止され、通貨が米ドルに変更されると、琉球切手もドル表記に。
年賀状を送るのにも外国年賀と表記しなければ届かなかい時代があったそうです。
また岡山医学の草分けで御津の偉人と言われた難波抱節の息子、立愿が当時流行していた天然痘の今のワクチンにあたる種痘を岡山県内での普及に努めた資料が多数展示されていました。
ぜひ足を止めてご覧いただければとのことです。
また7月18日、展示最終日には13時から展示解説が行われるそうです。
入場は無料。
ぜひご参加くださいね^_^
午後からは岡山市北区駅元町にある岡山シティーミュージアム4階、企画展室へ。
第45回岡山戦災の記録と写真展が開催中です。
ご担当の木村さんにお話をうかがいました。
1945年6月29日に岡山の町が爆撃機B29による空襲を受けました。
多くの人々が住む家を失い、傷つき亡くなりました。
この展示では当時岡山で行われた戦争の記録とあわせ、写真や、焼夷弾、やりとりの手紙など260点が展示されています。
フィリピン沖で妻や子に宛てた最後の手紙。
現在の天満屋岡山店の屋上で女性たちが奮闘していた写真。
1度の投下で15メートル四方もの距離を焼き尽くす焼夷弾など印象深い展示ばかりでした。
今もなお世界各地で戦争が起こり続ける多くの人々が傷つき苦しんでいます。
平和を実現するためには私たちが過去に経験した戦争や空襲の経緯と被害を正しく把握し、次の世代へ伝えていくことが大切と語っておられました。
毎週土日には午後2時から担当員による展示解説も開催されます。
ぜひ足を運びくださいね!
この展示は6月30日まで。
入場は無料です。