渡壁 恵子

今日は倉敷市中央にある倉敷市立自然史博物館へ。

新着資料展2021が開催中とのことで学芸員の昆虫担当奥島さんにお話を伺いました。

学芸員の昆虫担当奥島さんと

今年度、一般の方からの寄贈品を含めた植物標本をはじめ貝殻、岩石、化石、鉱物、動物の剥製など数え切れないほどの展示数となっています!

植物標本の展示

中でも珍しいのが、昭和時代の子供用昆虫標本作成キット!
昭和50年代、奥島さんが少年時代に駄菓子屋さんなどで販売されていたそうです。
それを使って昆虫採集をし、夏休みの自由研究で大勢の子供たちが当時夢中になっていたそうですよ☆
新品のまま綺麗な状態で13セットも集まる事は珍しいとの事。

昭和時代の子供用昆虫標本作成キットの展示

その他にも現在では取引が禁止されている動物の剥製や、岡山県内で初めて確認された植物など見所たっぷり!

この展示は4月10日まで開催されています。
ぜひお立ち寄りくださいね☆

館内展示の様子

午後からは倉敷市中央にある倉敷天文台へ!

今日の"ささえびと"理事長の原浩之さんにインタビュー!!

倉敷天文台理事長の原浩之さんと

倉敷天文台は大正15年に全国初の民間天文台として誕生。

原さんの曽祖父様にあたる元倉敷町長で倉敷紡績取締役の原澄治氏が創設。
当時の天文台は全て国立で一般開放をされていなかったため誰でも見られる天文台として無料開放され続けています。

倉敷天文台の内部

そんな中、ここを拠点にして活躍したアマチュア天文家本田實氏。
天文台の主事を長年勤め、生涯にわたり新彗星12個、新星11個発見したいわば天文界のスター☆

そんな彼の居住跡地が開館100周年を迎えるにあたり、星空を眺めながら飲食ができるブックカフェと生まれ変わります。
現在工事の真最中!
本田氏が大切にしてきた書籍を自由に閲覧できるスペースはもちろん、星をテーマにした雑貨なども販売する予定とのこと。
オープンは4月12日☆
待ち遠しいですね^_^