淵本 文枝

今日のラジまるは、倉敷市を走りました。

倉敷市中央にある倉敷市立美術館1階展示室では、現在、第16回倉敷陶芸会展が開催されています。

第16回倉敷陶芸会展 展示の様子

会員18名のおよそ200点の作品が一堂に展示されています。
楽焼、釉薬、備前、野焼きなど様々な種類の作品があります。

繊細な絵付けを施された絵皿。

繊細な絵付けを施された絵皿

紙風船のデザインが可愛い深皿。

紙風船のデザインが可愛い深皿

野焼きの縄文土器など見応え満点です。

野焼きの縄文土器

去年はコロナ禍で開催出来なかったので今年は2年ぶりの開催。
会員の皆さんも力が入ります。

会期は5日まで。
入場無料。
ぜひご覧ください。

午後は、倉敷市羽島にある、倉敷てまり会 工房へ。

倉敷てまり会 工房の様子

倉敷手まりは、40年前に倉敷民芸館初代館長の、外村吉之介の呼びかけで、制作がスタートしました。

当初のメンバー、楠戸久子さんと、お孫さんの金原幸子さんの築300年のご自宅が、会の工房となっています。

築300年となる工房の外観

倉敷手まりは、中心は籾殻で、綿の糸を巻いて真円に形成します。

倉敷手まり 制作手順その1

その上から、色糸を巻き、柄のガイドラインになる糸を巻き、最後に針で色糸を刺していくのだそうです。

倉敷手まり 制作手順その2
倉敷手まり 制作手順その3

クリスマスツリーのオーナメントや、イヤリング、ペンダント、髪飾りなどにもして、若い人にも倉敷手まりの素朴な可愛さを広めています。

倉敷手まりを使ったクリスマスツリーのオーナメント
倉敷手まりのインテリア

作品は、倉敷民芸館で販売されています。

会員は、現在9人。
時々ワークショップも開催していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

棚に展示された倉敷手まり