淵本 文枝

植田菓子店

2021年11月19日

今日のラジまるは、高梁市東町にある創業60年の昔ながらの駄菓子屋さん、植田菓子店にお邪魔しました。

植田菓子店の外観

店主の上田千恵子さんは御年79歳。
とても穏やかで地元の人たちを優しくむかえてくれます。

店主の上田千恵子さん

昭和レトロを感じさせる懐かしい雰囲気の店内は、木枠にガラス張りのケースがずらりと並んでいて、そのケースの中には、およそ60種類以上の駄菓子がぎっしりと詰まっています。

駄菓子の詰まったガラス張りのケース群

壁側には一斗缶をくりぬいてガラスを張った入れ物も並んでいて、これらの駄菓子がすべて100グラム単位の量り売りと言うから懐かしい!
若い方にとっては新しいのかもしれませんね。

スコップでざくっとすくって紙袋に入れてくれます。
そら豆、鶯ボール、かりんとう、イモケンピ、ラムネ、金平糖、卵せんべい、動物ビスケットなどなど。
どれも美味しそう。

智恵子さんとおしゃべりする時間も楽しく、まるで田舎の家に帰ってきたようなひと時を過ごせます。
これも、智恵子さんのお人柄ですね。

最近は若い人もレトロな雰囲気を味わいに買いに来られるとか。
植田菓子店のような、古き良き昭和の時代を感じられるお店が、どうか次の代に残りますように。

店内の様子