赤磐市山陽郷土資料館・ささえびと 植田輝義さん
2021年11月04日
皆さんこんにちは!入社2年目の新田真子です。
今日は2度目のラジオカーでした!
まず午前は、赤磐市下市にある赤磐市山陽郷土資料館へ!
企画展「弥生時代の石の道具」が開催中ということで、学芸員の石本さんにお話しを聞きました。
展示コーナーには、約70点の石器が展示されています。
旧石器時代から弥生時代までの人々の生活を支えたという石器。
今回は、山陽団地の弥生集落から出土した石器や石材を展示しています。
このサヌカイトなどの石を使って、石器が作られていたようです。
サヌカイト。つまり、当時、既に香川県から岡山へ石が運ばれていたことが分かります。
こちらは、打製石包丁。
現在鉄の鎌を使って稲刈りをしているように、当時は石包丁を使って生活をしていたことが分かるものだそうです。
このように、山陽団地の弥生集落に住んでいた人たちの生活の様子を、展示されている石器から想像することができる企画となっています。
歴史の教科書や資料集で見ていた石器を実際に見ることができて、楽しかったですよ~!
この企画展は、12月12日まで。
月曜日・祝日は休館となっているので、ご注意くださいね。
午後からは、岡山市北区牟佐へ。
今日の“ささえびと”、黄ニラ大使としてもお馴染みの株式会社アーチファーム植田輝義さんをご紹介しました。
なんと中継の25分ほど前にゲリラ豪雨に見舞われ、すぐ近くに雷が落ちるなど初めての体験をしましたが、全身黄色に包まれた眩しい植田さんのおかげで中継時には晴れ間も見えました。
さて、兵庫県出身の植田さんですが、奥さんのご実家である牟佐の美しい自然、そして美味しい黄ニラの味噌汁の味を忘れることができず、「この景色と味を守り伝えたい」という思いから岡山で就農したそう。
現在では黄ニラだけでなく岡山パクチーも生産し、誰もが食べられるパクチー作りに取り組んでいらっしゃいます。
最近では、パクチー畑ではちみつの採取もし、商品化されています。
ちなみに、黄ニラも岡山パクチーもまさにこれからが旬の時期だそうです!
「黄ニラ、岡山パクチーをもっと多くの人に知ってもらいたい。地元を盛り上げたい」そんな思いで活動をされている植田さんでした。
植田さんの熱い思いがあるからこそ、美味しい黄ニラや岡山パクチーがうまれるんですね!
今後の取り組みも楽しみです!