岡山県自然保護センター・旧大国家住宅
2021年07月16日
今日は和気町田賀にある、岡山県自然保護センターに行きました。
6月1日に丹頂鶴の雛が4年ぶりに生まれました。
今日で45日目です。
最初15センチ位の体調が、今では1メートル近くになっています。
まだ産毛があり、ふわふわでとても可愛らしい姿でした。
親鳥に守られ餌をついばむ姿に癒されます。
雛がいる時は、親鳥はそばをあまり離れないので、羽根を短くしていません。
途中、何度も池を横断するように飛行する姿を見ることができました。
今ならではの光景です。
性別はまだ分かりませんが、雛の名前をこの後、募集するそうです。
かわいい名前をつけてくださいね。
午後は、和気町尺所の旧大国家住宅にお邪魔しました。
江戸末期、造り酒屋や高瀬舟の運輸業で財を得た地主の旧家です。
比翼入母屋造の屋根は、大変珍しく、平成16年に国の重要文化財に指定されました。
現在26年ぶりに、10年がかりの大規模改修を行っています。
明日、明後日の2日間、1日8回に分けて一般に改修の様子を公開します。
現在、母屋と蔵座敷の上に大きなす屋根を作ってあり、瓦や茅を全て取り除いている光景が見られます。
1階の床材も全て取り外され、この後建物全体をジャッキで持ち上げて、弱くなったところを補修していくそうです。
今後、令和9年まで改修が行われ、令和の大改修は完成するそうです。
めったに見られない光景ですので、ぜひ見学してみてはいかがでしょうか。