渡壁 恵子

今日は瀬戸内市牛窓町牛窓にある瀬戸内市立美術館へ。
孤高の洋画家と称される高島野十郎展が開催中です。

東京帝国大学農学部水産学科卒業後、画家を志し、生涯絵に捧げた人生でした。

生前はほぼ無名だったそうですが、没後に「すいれんの池」が注目されて一躍有名に。

今回はその作品も含め、63点が展示されています。
そんな中、特に注目していただきたいのが第5章の「光と闇」。
代表作である「蝋燭」はもちろん、写実主義の高島野十郎が手がけた太陽と月は瑞々しく、その世界に引き込まれるような作品でした。

展示の様子

制作から100年以上経っていても1点も経年劣化が見られないのは、彼が長年研究を重ねてきた結果であり、その点からも絵画に対する情熱が窺えます。

館長と一緒に

この展示は7月19日まで。
期間中、木・日曜日の午後2時から館長による作品解説も開催されておりますのであわせてお楽しみ下さいね^_^

午後からは瀬戸内市長船町長船にある備前長船刀剣博物館へ☆

学芸員主任の杉原さんと一緒に

学芸員主任の杉原さんにお話しいただきました。
ただいま「岡山刀剣史 匠の技の伝承者」展が開催中です。

展示1

この展示は7月18日まで。
開館時間は9時〜17時。
なお最終入館時間は16時30分となっていますのでご注意くださいね☆

展示2

そして7月30日〜は国宝 山鳥毛の展示がスタートします!
入館には事前予約が必要となっておりますので、詳しくは備前長船刀剣博物館のホームページをご確認くださいね(^^)